今日はどこにでもあるご飯を炊くための電気炊飯器の保温機能を使って芋を食べれる状態にする試みをしてみましたので勝手に報告します。
壷焼芋にヒントを得て
石焼き芋は高温で焼き上げます。水分もしっかり飛んで甘味がぐーんと上がり美味しく仕上がります。
ふかし芋は水分は残りますが、甘味はしっかりついて美味しくなります。
では壷焼芋はどうかというと、壺の中を渦巻く60度〜70度の温度と遠赤外線効果でゆっくり火が通り、水分もしっかり飛んで甘味が爆上げなわけです。
おまけに焦げないから皮までいただける。

そこで炊飯器の温度をネットで調べたら大体この温度であることがわかりました。
とはいっても自宅の炊飯器の保温温度は説明書には書いてありませんでした。なので不安ではありましたが実験スタート。
第一フェーズ

使うのは紅はるか。
大きさは大体ひとつあたり160gくらいかな?3つでこれだから。

単純に洗って炊飯器へイン。
水は入れてません。

7時間後

1時間や2時間では爪楊枝を刺してても5mmくらいしか刺さりませんでした。
そして気づいたらこの時間まで経過していました。

7時間経過で爪楊枝の半分くらいまで刺さるようになりました。
でも刺さり方は結構抵抗あり。つまり硬いけど刺さるって感じ。
12時間後

ここで気づくのです。
壷焼芋は熱を効果的に当てるためにツボに対して縦に置いて適宜ひっくり返しながら満遍なく熱を当てていきます。
でもいくら温度が同じでもほぼ同じ状態で保温していたらダメなんだと。でももうあと戻りはできません。ってことでここまで待ったんですがやはり焼芋のようにはなりませんでした。

断面はこんな感じ。
みてわかるねっとり感のなさ。
実食

実は途中から半分に切って保温していたのですが、特に効果はなし。初めからしていたら結果はちがったのでしょうか?
とりあえず食べてみました。
かたい…
例えるなら、ポテトサラダを作るときに焦って茹で時間を早まった時のじゃがいも。
食べれないわけではないけど、体でわかる失敗。
そして何より、あの焼芋の独特の匂いは全くなし。うまく糖化できてないんでしょうね。
まとめ
今回は失敗です。
ただ保温でも食べれる(無理したら)くらいまでは行けることがわかりました。
もしかしたらもうちょっと保温すればもう少しねっとり感は出るのかもしれません。
でも炊飯器が占領されるので、今後は割り切って既製品を嗜好品として購入します。
ってことで昨日は安定の「ラムネMILK堂」で焼芋を購入して保険をかけました。
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