揺れる想い

戯言

今日はここ数年抱く彼への思いを書いてみることにした。

初めに断っておくと、別に「彼」を性の対象としてみるとかってことではない。

少なからず僕に強い影響を与えた人のことだ。

主に世の中的に言う「陰謀論」から始まって世の中について学んでいこうとした人です。

そして彼は今の世の中を憂い、職場を去った人です。

本当に強い意志を持って、様々なことに関心を持ち、興味を持って調べて行動に移す。

本当に尊敬できる人です。

そんな彼に影響を受けて、5年ほど前から色々と調べて勉強するようになりました。

食事

医療

世の中

お金

働くこと

初めはよかったんです。

やはり知らないことを知るのはすごい新鮮で喜びを感じることができたし、「これではいけない」って思いにも慣れた。

ただ一ついうと彼は、結構思いが強すぎて人への強要ではないけど、そう思えないのはどうなんだろう?っていう言動が多かったように思う。

正直僕は欲にまみれた人間です。

そんな僕は、やはりある時からそんな彼が非常にしんどくなったのです。

その彼が思うような考えに僕もならないといけない。そうなれない僕はダメなんだ…って。

そしてある時からまた周りに流されるように、堕落しそうになっていきました。

彼なら僕の行動をどう思うだろうか?

これは本当頭をよぎる。

こんなクソみたいな資本主義の中に生まれて欲にまみれた生活に違和感を抱きながらも、日々、金と欲が渦巻く社会の中で闘う中でそのダークサイドに支配されそうになって、何ならそれでもいいんじゃな?って思う自分をどう思うだろうか?

聞こえてくる彼の声

「結局戻ったんじゃねぇ」

そう、ここで言う「戻る」とは世の中の違和感に氣づきながらも結局楽な方へ流されてしまうことです。

僕と彼は違う。

いつも振りかざす言い訳。

そんな言い訳なんかして良いわけないのに…

でも確かに僕と彼は違うんです。

そしてやっぱり僕は中途半端なんだと氣づく。

中途半端な僕は苦しむことになる。

彼みたいにならないといけないとどこかで自分に言い聞かせ、頑張ろうとするけどできない自分。

元々、自分が本当に興味のあること以外に対しても好奇心も探求心もない僕は、彼との思いの乖離にしんどくなってきたら途端に「知る」ということに対して興味がなくなってしまった。

そもそも彼は色々知りすぎていて(それが正解かどうかは別として)、僕があまりに知らなすぎて知識の乖離もありすぎて、僕自身がどこか諦めてしまったのも間違いなくある。

何回も言うけど彼は職場を既に去った。

でもこんな想いにさいなまれてる。

もっと素直になりたい。

彼に出会うまえに、一時期断捨離にはまって、ミニマリストを目指して結構なミニマリストまでなったことがある。

その中で自分なりに、考えて氣づいたことが結構あった。

彼に会ってからも、彼から言われたことで既に自分で氣づいていたこともあった。

最近よく思う。

あの時に戻りたい。

もちろん彼からの影響をすべてゼロにしたいわけではない。

感謝すべきことはたくさんある。

でも今この記事を書いている時点でも結構思う。

自分自身の思いで動けていないなって。

だけど僕ももう43歳。

残りの人生のことを考えるともはや人の人生を歩むわけにはいかない。

少しずつでも自分のペースで考えて生きていかないといけないと思う。

彼からの卒業です。

この記事もその禊になるかもね。

みなさんもMentorと呼ばれるような人からの影響を受けることが絶対あると思います。

でもそればかりにならず、やはり自分で考えて自分のペースで進んでいくことをおすすめします。

って自分にいいかせながら終わりにします。

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